竹灯物語

2006/04/01 20:46:27

テーマ:ブログ

Cimg3109 佐伯に来ている。ここは大分県と宮崎県の境の町で城下町である。博多から3時間半、宮崎から2時間半という距離である。今日から、その城跡で祭りをやっているというので見に行って来た(^^♪

ここのお城は鶴城というのだが山城である。標高140mの小山の頂上に1601年に二万石で入府した毛利氏が築いた。毛利氏といっても長州の毛利家との血縁ではなく、姓は毛利輝元から拝領したものである。もとは秀吉配下で、備中高松城からの中国大返しの時、毛利方に人質として出された森高政という。毛利輝元が彼の資質を気に入り、毛利を名乗れ、と毛利姓になった。

祭りのメインは舞台での踊りのようだが、山頂まで続く光が気になってそちらのほうに行ってみた。見ると竹を輪切りにしてそこにロウソクを立て山頂まで置いているらしい。竹灯物語という。12000本のロウソクが竹に入っているようだ。

あたりは真っ暗なのだが、城跡ということでツイ登ってしまった。標高差110m、延べ530mの道は400年前からのようで楽しく登る事ができた。頂上はそんなに広くは無いが石垣がしっかりと残っており当時を思わせる場所であった。