阿弥陀堂

2006/05/29 11:33:57

テーマ:ブログ

Cimg3248 本願寺阿弥陀堂。親鸞聖人の説かれた報恩念仏。感謝感謝の気持ちのみで良いとする。法然上人の説かれた専修念仏を一歩進めた教えなのでしょう。数ある修行のうちのひとつである念仏から、それだけ唱えればよいとする。ただ、その唱えは心から出なくてはならぬ、と。そうすれば、絶対他力でよしとするのは、人間そのものが仏の分身であり光であるということの現われ。現世に生きる目的はどんな身分の人も同じ。生まれが違うからといって貴賎の違いはない。戻るところも一緒である。

誰もいない堂内です。阿弥陀様を見続けていると自分が光の中にいるように感じていきます。何百年という時の流れの中で人々が祈り続けた思いがこの場に残っている。その思念の集まりが、また次のエネルギーに転化する。知らない間に一時間あまり見とれていたようです。立とうと思ったらうまく足が伸びませんでした(^^ゞ