てだこ

2006/02/24 23:28:48

テーマ:ブログ

Cimg2972 私が沖縄に入ると必ずいくのが浦添にある、沖縄そばの「てだこ」である。沖縄には沖縄そば屋だけで何百件もあるのだが、また来たいと思えるようなお店は沖縄でも数件ではないだろうか? その中の一件がこの「てだこ」である。場所は浦添美術館の脇でモノレールの古島駅からタクシーがいい。

「てだこ」とは太陽の子という意味で、かつて浦添が琉球の王都として繁栄した時代の「英祖王」を太陽の子、「てだこ」と敬称したことに由来する。ここに入ると厨房から「いらっしゃいませー!」というちょっと内地とはイントネーションが違うのだが、元気な声が聞こえてきてとても気持がいい。店員さんも女性が多くて愛想が良いので入り易いのだ。

私がいつも頼むのはソーキソバの特大(玉二つ)である。メニューには色々とある(マーボ豆腐が乗っかっているのとか、ヨモギが入っているのや、タコライス調のモノとか)のだが、私はツイこれになる。だからまだ他のものは食べたことがない。去年は毎月沖縄に行ったが、頼んだものは同じであった。よほど気に入っているのだ。

ここの麺は手打ちで灰汁(アク・・・沖縄ではかんすいの代わりに灰汁を使う)で打っているのであろうが、他の手打ちの店では味わえない歯ごたえとツルツルした感じがいい。また、上に乗っかっているソーキがトロトロで軟骨なんか口に入れるとポロッと溶ける。スープは白濁していて、それでいてサッパリとして後味が残らない。この食感がたまらなくて毎回ツイツイ来てしまうのであった(^^)