今日は原宿で仕事だったため、明治神宮に寄って来た。東京の凄いところは都心とは思えない静寂の場所があちこちにあることだ。その中でもここ明治神宮は御苑が武蔵野の雑木林を残していてとても静かなところである。参道を歩いていくとどこかの森の中に入っている錯覚になる。
この鳥居は木造としては日本最大である。鳥居として日本最大は熊野本宮にある鳥居であろうが、この鳥居はヒノキ製である。ただ、残念なことに日本ではこれほどのヒノキはもうないようで、これも台湾産である。確かに、昔、法隆寺や薬師寺の宮大工をされた西岡棟梁が嘆いていた。日本ではもう取れない、と。創建は大正9年だが今のものは昭和50年に建替えられている。
ここをくぐると本殿はもうすぐである。行き交う人に外国人が非常に多い。東洋系、西洋系同じくらいだ。やはり観光ルートになっているのであろう。東京にもこういうところがあるということを知ってもらうことは素晴らしいことだと思う。
帰りがけちょうど結婚の儀式の行列に出会った。最近はブライダルにも和風のスタイルがまた復活してきていて、和装でありながらファッショナブルな式もだいぶ多くなってきている。こ
こは昔ながらのスタイルであるが、まずは、おめでとうございます。