沖縄で一番古いとされているお宮の末吉宮に登った。沖縄にはこのような古いお宮が八つあるようでその中でも一番古く建立は1456年に遡る。熊野権現という日本古来の国つ神を祭っている。琉球王朝の時代においては異色であったろう。戦前は国宝に指定されていたが戦争で殆どが飛散してしまったようだ。
ココを案内してくれた平田さん。お宮は小高い山の上にあって眼下には那覇の町が一望できる。遠くにある首里城と目線が一緒である。御嶽もいたるところにあって、ここはまだ神様がいらっしゃる。彼も昔はここでよく遊んだらしい(^^ゞ
神社本殿の下の石積みがトンネルになっていて回廊のような状態だった。とても珍しいつくりである。戦争で上物は飛んでしまったがこの石積みはそのまま残っていた。苔むした石積みは日本とは思えなかった。