生きがいの本質

2006/01/16 13:05:14

テーマ:ブログ

Honshitsu 片付けていたら、また出てきました。飯田先生の「生きがいの本質」。今となっては当時の様々なこともすべて受け容れらるようになっています。ついつい読み始めてしまうと止まりませんね・・・(^^ゞ

思い通りにならない世界で生きるという意味を考えること。生老病死、求不得苦、怨憎会苦、五蘊盛苦、仏の言う苦とはすなわち思い通りにならないことと同義。現世とは物質社会における思い通りにならない世界。苦悩するとは正しいこと。願いが叶うとは、時折出会えるご褒美。ご褒美は長く続かせてはいけない。思い通りにならないからこそ価値がある。現世でしか味わえないこと。その中にこそ学びの種がある。嫌なこと、損な事、つらいこと、一見すると価値など全くないと思うことの中にこそ学ぶ種がある。一般に考える財欲、地位欲、色欲、食欲、睡眠欲などは下の下。人間として生まれた目的はいつの世に生まれても同じ。意識体の成長である。その時の世界で有名になったり、金持ちになることではなく、その日その日に感じる目前の生老病死他人間盛苦にどう対処するか、そのキーワードは「逃げるな」ということ。我々は生まれる前に用意した問題集を解くために生まれてきた。それが毎日である。

と、いうことを読んでいると感じました。