飯田先生講演会 in あさぎり

2005/02/12 16:18:00

テーマ:ブログ

Cimg072312 飯田先生の講演を熊本県あさぎり町で聞いてきました。この日は「たまたま」あさぎりへ行く予定があり、先生のHPをこれも「たまたま」みていたら、その日に講演があるということで駆けつけました。その途中、電車の社内で読んでいた本が「たまたま」先生の「人生の価値」だったのですが、その日の講演内容がまさにこの本に書かれていることがほとんどで、とてもわかりやすくなんともありがたいことだと思いました。でも、これはすべてシンクロニシティの為せる技なのです。

-以下は私の講演メモ-

何故、日本人は宗教を持たなくなったのか?それはGHQによる戦後教育方針のため。宗教を持たないことがよいこと?だと教えてきたため。したがっていま、行き詰ったときや、ツライ経験に直面したときの対処法がわからない。

何故、宗教は生まれるのか?なかなか答えの見つからない衆生の人生に生きやすさを教えるため。それが聖書やお経である。でも現代の日本ではそういう話を正面からなかなかできない。

「生きがい」とはより価値ある人生を創造する意思のこと。生きがいを持つことが前提。自分が生きることが偶然と思うと意味がなくなる。偶然から必然へと考え方を変えること。「たまたま」から「それもご縁」ということ。今、生きるということにはよほどの理由があってのこと。自分に起こることは必ず理由がある。偶然など有り得ないのである。

トランスパーソナルという考え方。個人を超えて潜在意識は他者とつながっている。

自分の意思で両親を選ぶ。人生設計も生まれる前に自分で考えるのである。人は何回も生まれ変わる。地球上に始めて生まれ変わる人や何回も生まれ変わってくるのが人間。

自分に起こることは全部自分に必要なこと。病気になることだって順調なこと。その対処をすることで自分を成長させる。こんな自分でいいのだと許すこと。ありのままを受け入れること。他人から認めてもらう必要はない。誰もが必要なのである。この世に存在理由のない人などいない。

言葉を大切にすること。怒りは口に出してはいけない。何かを為そうと目指しすぎないこと。生きていくうえで間違いなどないということを学ぶこと。生きることとは学ぶこと。年をとること、病気になること、老いること、死ぬことだってできるのだ。地球に来ることは自分で選ぶ。人として勉強することは楽しいこと。今、地球に生まれようとしても順番待ちの状態。みんな楽しみにしている。自分に起こることは全部生まれる前に自分が計画していること。自分の可能性には限界がない。つらい事、思い通りにならないことこそが学び。失敗してもまた挑戦すること。日常を普通に生きるだけでよい。自分の夢は努力していけば必ずかなう。ただし、自分の欲望を満たす夢はなかなかかなわない。自分が幸せになることはかなう。人生とはもともと身に着けているものを剥ぎ取っていくことで玉を磨くようなもの。

仕事そのものに意味はない。仕事は道具。その仕事をすることで自分が生きる意味を見つけることができる。仕事の価値の大小は関係ない。自分がその仕事に呼ばれているかどうか。それぞれの人間が学ぶべき課題に出会うこと。自分が仕事を選ぶのではないのである。

今の言葉がさまざまな宗教が言っていることと同様であるということは、情報の根源が同じだからということ。宗教家がそう言えたのは自己催眠により今のトランスパーソナルな状態を経験したからである。人生とは結果主義や成果主義ではなく、経過・プロセス主義である。結果よりも過程が重要。

死ぬということは肉体から離れて生きるということ。WHO(世界保健機構)が健康の定義にスピリチュアル(魂)を入れた事はすごいこと。

「どんなことにも理由がある。人生とは自分で自分に与えた問題集である。」

自分で評価すること。自分で生まれる前に計画し与えた試練(病気や困難なハードル)に直面したときにどのように対処するかが重要。挑戦するのか逃げるのか?その採点をするときがくる。試練が多いということは磨くことが多いということ。生きるレベルとはその人が解くことができる所。他者と比べることが如何にナンセンスか?高校生が小学生の問題を見てうらやましがってもしょうがない。自分の人生を生きるのみ。

運命の赤い糸は本当にある。つらい失恋も自分にとっては必要なこと。夫婦は生まれ変わってもほとんど同じ相手。性格や顔形はその場その場で違う。袖擦りあうも他生の縁。近くにいる人は生まれ変わっても何回もいる。親子、夫婦はどうしてもそうでなくてはならなかったから。一番後悔することは親孝行できなかったこと。

「よしがんばるぞ!」という気持ちが大切。やることはめんどくさいのだが、行動することではじめて成長する。考えているだけではダメ。そこに他人の評価は必要ない。地上で一瞬一瞬を精一杯生きること。やるべきことが終わるまで死ぬわけにはいかない。

以上が私のメモでした。もっとこの情報をお知りになりたい方は是非先生の本をご購読ください。