明日4月28日は東日本大震災犠牲者の四十九日にあたります
家もなにも全て無くされて、法要すら出来ないご家族も多いことと思います
皆様のご冥福をお祈りするために、十三仏を掲げます
十三仏とは、人が亡くなられて初七日から三十三回忌までの忌日に掲げる仏様のこと。
四十九日まではバルドゥといい、現世とあの世との間に漂って今回の人生の総決算と来世の計画を立てる期間になります。
その間、七日目ごとに今生の生き方について弁護や説明をしてくださるのがそれぞれの仏であり、その導きの元、生まれ変わりの計画を建て始めることになります
また、生前にそれぞれの仏を供養することも行われており、それを逆修(げきしゅ)日といいます。
生前に行うことによって、臨終後の導きをより深く理解できることを目的として、その日に十三仏の描かれた掛け軸などを掲げるのです
十三仏と逆修日
初七日 不動明王 1/16
二七日 釈迦如来 2/29
三七日 文殊菩薩 3/25
四七日 普賢菩薩 4/14
五七日 地蔵菩薩 5/24
六七日 弥勒菩薩 6/15
七七日(四十九日) 薬師如来 7/8
百日日 観音菩薩 8/18
一周忌 勢至菩薩 9/23
三回忌 阿弥陀如来 10/15
七回忌 阿閦如来 11/15
十三回忌 大日如来 11/28
三十三回忌 虚空蔵菩薩 12/13
明日は世界各地で法要が予定されていますが、なかでもダライ・ラマ法王による
「東日本大震災犠牲者四十九日(七七日忌)特別慰霊法要」
が、明後日、東京文京区の護国寺で営まれます
2011年4月29日(金・祝)14:00~16:00
http://www.tibethouse.jp/event/2011/110429_houyou.html
みなさまのご冥福を心からお祈り申し上げます