【シェア】について
●シェアとはある一定地域において自社の影響力がどれほど浸透しているかの基準
・一定地域とは自社が活動しうる市場商圏。全国なのか、一地域なのか。店頭なのか通販やインターネット上なのか。接客型かセルフ型か。
・基準値としては総売上額、総売上件数、カテゴリー別売上額と件数、単品
絶対安定値73.9%(独占状態)
相対安定値41.7%(価格決定力増大)
下限目標26.1%(この数値を超えれば強者)
影響値19.3%(他社から動向を注目される)
存在値10.9%(他社にようやく認知される)
判断値 6.8%(このまま続けるかどうかの判断時期)
初期値 2.8%(始まりの状態)
●ある一定のシェアを持った時点でそれ以上に進むか、安定的維持に切り替えるか戦略を判断すること
●占有率40%までの成長は緩やかに進むが、そこを超えた途端急カーブを示す。
そこに至るまでは最も難航し、かなりの労力が必要。
●戦力差を73.9対26.1すなわち三対一にすることで安全値となる。
この比率は局地戦で役に立ち、一人の相手に三人であたるということ。
●現代は総需要の伸びが無いためシェアの高い企業ほど、利益率も良くなる。
●総需要の伸びがないということは、ある企業がシェアを4%伸ばせば別の企業が4%落とすということ。
パイの大きさは変わらない。
●日本国内法人180万社。そのうち、黒字40%。
所得額は勝ち組み対負け組みで七対一にひらく。
占拠率40%の獲得で利益は急激に上がる。
以上