今日見た御物の中でもう一つ、特にビックリしたもの
七宝の念珠
これは「金念珠」として空海が在唐中に順宗皇帝から贈られたとの伝えを持つ純金製の念珠です。
9世紀の唐時代に製作されたもので、高野山における空海の住坊であった竜光院に秘蔵されています。
今回の展示会では10日間だけの限定公開ということで今日は運良くその実物を見ることができました
数珠本体の成珠は金製で、縁に極小の金小粒を蝋付けした鳥籠状の珠
四天珠には一個の瑪瑙珠と二個の琥珀珠
両端二箇所の先端にも一個の瑪瑙珠
記子には五個の金珠
記子留には琥珀珠
浄明珠には珊瑚珠
母珠には琥珀
という、経典に出てくる七宝そのものを使った念珠
私がふと作った七宝ブレスのルーツはここにあったんですね(^-^)/