おかげさまで福井にある本家を相続放棄し昭和2年に樺太に渡り、戦後新冠に入植した私の先祖の墓参を終えてきました。
このお墓を守ってくれていたのは、昭和46年にその牧場を引き継ぎ松浦牧場として全国1500社ある競走馬生産者の中で代表馬であるマイネルモルゲンが活躍していたころには全国44位にまでにした方でした。
戦後、樺太からの引き上げ者が入植したころの話を聞くと、日高新冠は全くの原野で、木を伐採しダイナマイトで切り株を粉砕し、炭を焼き、初めの3年間は食べるものも何もなく、大変辛い毎日だったということです。
現在は見渡す限りの牧草地。
まさに開拓者精神がないとやっていけない時代を生き抜いた血が、私にも流れていると思うと感慨深いものがあります。
ハイセイコーの墓参も出来て、なんだか、馬にとても愛着が湧いてまいりました(^^)v