田中昌彦先生。私が10年以上お世話になっている、日本空手界、いや、世界中の空手家から崇拝されている重鎮である。現在は社団法人日本空手協会常任理事、NO3である。
今回竜宮城システムを導入させていただいた北上市のお店のオーナーはステファンバットランド、通称スティーブという英国人。彼は21歳の頃、今から14年前に空手留学のために日本に来たのだそうだ。そして、英国の師匠の一人がなんと田中先生! 彼の言葉からは田中先生への崇敬の念が読み取れる。世界中にいる弟子が同じ思いな様である。彼の視点は私と瓜二つ。この共通性をなんと思うべきか。フィリピン渡航、ログハウス、ジュエリー、ランクル、思考法・・・私が歩いてきた道と多くの共通性を持つ人がここにいた。
今、田中先生は自分の道場をお持ちではない。小金井市体育館を借りている。そこに「昌空館」道場の看板はない。私は前から、道場を作りましょうと言い続けている。「昌空館」道場発祥の地、武蔵野市にあるグリーンパークに。ここは昔の中島飛行機の跡地であり、私の出身高校がある場所でもある。私の思いである。しかし東京では費用の工面が立たない。土地や建物で一億円はかかるだろう。そんな話をスティーブとしていたら、「NPOを作って世界中の田中先生の弟子から寄付してもらえばいいんじゃない?」という。目から鱗である。一人1万円で1万人。10万円なら1000人。中にはもっとできる人もいるだろうからそんなに人数はかからない。そして寄付いただいた名前を道場の中に書き留める。世界中のみんなが田中先生の道場「昌空館」に来たいと思っている。田中先生の教えをもらいたいと思っている。こんな人は日本ではあまりいない。まだ先生にはこの話はしていない。でも、実現する方法はこれ以外ないと思う。実現のために私が世界中を飛び回りたい。また一つこれからの私の目標が加わった(^^♪