東京駅

ついに東京駅が完成しましたね。
100年前の姿に忠実に復原されて、日本の中心駅としての威厳をますます感じます。

この屋根を葺くスレートは粘板岩という硯の材料で、スペイン産、宮城県登米産、そして石巻雄勝産のもの。
なかでも雄勝のものは昨年の震災で保管倉庫が津波に流され、6万5千枚あったスレートが一時は絶望視されたのを、一枚一枚瓦礫の中から拾い集め、4万枚が左右のドームや駅舎中央部に使われているそうです。

そのようなことを聞くとなおさら熱い想いが湧き上がります。