今回のツアーは昼の部も当然素晴らしいものだったのですが
私にとって良かったのは「夜の海」
西表の海はとても静かで波音がないのです
真っ暗な海面にブイの点滅とたまに光る緑色の夜光虫
そんな海を眺めていると、パシャンパシャン、と魚が跳ねる音がする
ライトで照らしてみると無数の魚が泳いでいました
向こうの魚は熱帯魚のように鮮やかな、青や赤のものや、
1mはありそうな細長い魚がウニョウニョしている
ダツというそうですが、大きいのは2mにもなるといいます
すかさず宿にあった釣竿に餌とルアーを持ってきて糸を垂れてみました
何年かぶりの釣りですが、やっぱり糸を垂れている時は全く考えなくなります
糸を通して伝わってくる魚のアタリに集中しているからなのか、
本当にアタマが空っぽになる
ふだん、色々なことが頭をヨギッてあれやこれや考えているのに、
糸を垂れているときは全くの「無」になれる
このアタマのオンオフは結構効果がありますね
スッキリ爽快という感じで、アタマが軽くなる
昔は時間があれば釣りに行っていましたが
知らず知らずオンオフを求めていたのかもしれません
確かにその頃は、釣りの後にいろんなヒラメキが起きたものでした
「無」になることでアタマに隙間が出来て、そこにヒラメキが降りて来る
私の場合は、シャワーを浴びている時と、ヤッパリ釣りの時ですね
今回も、今まで全く考えていなかった事を今、思うようになってます
その件については、いずれまた(^_-)-☆