人は覚悟すると強くなる。
背水の陣。
古来、兵法においてよく活用された方法だ。
兵に覚悟させる手法。
戦場において、後ろは川や谷。これ以上退くことは出来ない。
前は敵陣。
必死の思いで敵陣突破しか生きる道がないと覚悟した軍はその何倍もの相手を蹴破って突破する。
その最中、兵は無我夢中である。一人、将の姿を追って敵中突破する。そのときのエネルギーたるや10人力に匹敵する。
現代の日本において戦いのシチュエーションはない。
しかしながら、日々の生活においてこの覚悟が必要なときが来る。
そのときに腹に力を据えて不退転の気持ちで突き進めば必ず光は見えるものだ。
最初からあきらめたり、逃げていたら未来はない。
ここぞという時には覚悟することである。