アメリカ

2008/03/23 12:44:00

テーマ:思うこと

アメリカが建国されてもうすぐ240年。私が研究する分野に

栄枯盛衰の科学がある。国の栄枯盛衰もまた然り。

一王朝が長く続く中国でいえば、漢代はよく400年と言うが、

実は真ん中で分断されており、前漢214年、後漢195年。

その後の世界の絶頂を謳歌する大唐時代も289年。

明は276年、最後の王朝、清は268年であった。

日本であれば、鎌倉時代141年、室町237年。

江戸時代で264年である。どの時代もその王朝や政権の

末期には常識が非常識になり、権力が横暴を極める。

アメリカは建国以来、自らの自由を自覚した上で、なんに

でも挑戦できるあらたな仕組みのトライアルの国。

ルールに則りさえすれば何でも出来る。その結果、1%の

大富豪と大多数の普通の国民を生んだ。人口はすでに

3億人になると言う。いまだかつて一政治形態で300年を

超えたところは人類史上ない。

国にも成長曲線があり、その週末の衰退期から交代期を

迎えようとしている大国は急速にその力の向かう先を替え

始めているように見える。

2008年は変化のはじまり、一の年。それはアメリカにも当

然適応される。次の歴史の始まりに向けて、すでに動き出

している。2014年、あと6年の間に時代は完全に変わる。

そのピークは2011年から2012年に来る。

マヤ暦の終わり2012年12月21日とは新たな世界の始ま

りなのである。アメリカでは当然、その先の研究もされている。