「残響」というお酒をご存知ですか?

宮城で私がよくいただく「伯楽星」の蔵元、新澤醸造店が造る究極の日本酒と言われています。

精米歩合9%という、お米を91%削り取った直径1mmの玉が原料。大吟醸が45%というので、それだけでも違いがわかりますね。

このお酒を造ったのが、杜氏の新澤巌夫氏。明治の頃から続く蔵元に生まれ、東京農大在学中の20歳の時に利き酒大会で最年少記録で優勝した経歴を持ちます。ジリ貧の酒蔵で自らが指揮を執り、自分が飲みたいお酒を造りたくて「伯楽星」が誕生したといいます。いまでは、JAL機内酒の指定銘柄になっていたり、グラミー賞の乾杯酒になったりと、あちこちで引っ張りだこ。
その蔵元で究極の日本酒として作り上げたのがこの「残響」だといいます。
国内と外国合わせて三百本(宮城県内100本、県外100本、国外100本)しか出荷されていません。
「残響」という名は、歌手の福山雅治さんが仙台国分町で試飲したときに絶賛して、アルバムの名前をお酒にしたといいます。
価格はなんと720mlで¥21,000-!
原価で1合5,400円也!(◎_◎;)
そんな幻のお酒を縁あっていただくことが出来ました(^_-)-☆
伯楽星もそうですが冷やして飲むのがココの決まり。
早速いただいてみると、口に含んだ途端にフワッと広がるフルーティな味わいで、サラッとスッキリして、脂が乗っているお刺身にもピッタリ。

いわゆる日本酒という概念を全く変えてしまうので、他のお酒が飲めなくなりそうですf^_^;)