2011/12/25 7:57:02
テーマ:ヨーロッパ
前にスペインに行った時のこと。
ちょうど復活祭の時で、向こうではセマナサンタといっていましたが、マドリッドの街はどこもお休みで、みんなが静かに教会に入っていくのを思い出します。
教会にはそれぞれ、マリア様やキリスト像が称えられていて、たまたま入った教会も、立派な荘厳の中、マリア様とキリスト像がかかげられていました。
このマリア様、よく見るとお顔が少し黒くなっている。
ハッ!と思い出したのは、子供のときに聞かされた「黒い涙を流すマリア」のお話し。
まさにそのマリア様がいらっしゃった。
そして、夜のマドリッドを歩いていると、またもやこのマリア様が隊列を組んで哀愁を帯びた笛とともに街中を進んでいく姿と出会いました。
その日の日中にはスペイン王宮の前を歩いていると、ちょうど門から出てくるキリストを背負う隊列にも遭遇
次の日、グラナダに移動するとそこでもお祭りでした。
ここではマリア様がキリストを抱く姿の像を皆が担いで進みます。
その姿を護るように飛び交うオーブ達が写っているのもサインなのでしょうね。