幸福感

2016/02/16 9:30:52

テーマ: 満月斎実施記録

ヒトが幸福を感じる科学的根拠が日本の研究チームにより解明されたそうですね。

京都大学の研究チームによると右脳にある「楔前部」という部位が、ポジティブな感情を強く感じ、ネガティブな感情を弱く感じ、人生の意味を見出しやすい人は、大きいのだそうです。

幸福感とはここで感情的・認知的な情報が統合され生み出される主観的感覚であるということです。
そしてこの部位は鍛えることで大きくすることができるようで、他の研究ではプロ棋士が盤面を見ると、そこが活性化するのだそうです。

そのキーワードは「ポジティブ」「肯定」。
 訓練したり瞑想したりする行為を苦行から「楽しい」「ワクワクする」という感覚になることで、楽しめるようになるといいのですね。

やはり、私が普段から提唱している「すべてのことは必要必然で、そこに意味がある。だから毎日をワクワクドキドキしながら何事も肯定して楽しむことで、今日一日幸せだ!といえる生活を送ること」が脳科学的にも適合しているということです。

アリストテレス以来の「幸福とは何か」という問題に、この研究者の方は科学的解答が出せて、幸福を感じているそうです。

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