幕末

2008/04/13 0:19:00

テーマ:ブログ

幕末とはいつから始まったこと?
主観になるので答えは様々だと思いますが、変化の始まりと
終わりと考えると、やはりペリー来航の1853年から西南戦争
終結の1877年の25年間と私は考えています。

変化こそ時代の調整時期。ステージアップの方向性を決める
時期だと考えます。

では、その時期に活躍した人はいつごろ生れた人が多いの
かな?と、思って生れ日をウィキで見てみると1830年代が
圧倒的に現場での活躍者が多い。実行者といいましょうか。
その原資を提供したり、思想を教授したのはそのひとつ上
の世代。ざっと1830年代を見ると、

1830/9/20(文政13年8月4日)- 吉田松陰、思想家(+ 1859年)
1830/9/26(文政13年8月10日)- 大久保利通、政治家(+ 1878年)
1831/4/15(天保2年3月3日)- 中村芝翫 (4代目)、歌舞伎役者(+ 1899年)
1831/7/22(天保2年6月14日)- 孝明天皇、日本の第121代天皇(+ 1867年)
1833/8/11(天保4年6月26日)- 木戸孝允、政治家(+ 1877年)
1834/3/18(天保5年2月9日)- 江藤新平、政治家(+ 1874年)
1834/11/9(天保5年10月9日)- 近藤勇、新選組局長(+ 1868年)
1835/1/9(天保5年12月11日)- 岩崎弥太郎、三菱財閥創業者(+ 1885年)
1835/1/10(天保5年12月12日)- 福沢諭吉、思想家・慶應義塾創設者(+ 1901年)
1835/2/4(天保6年1月7日)- 前島密、日本近代郵便創設者(+ 1919年)
1835/3/15(天保6年2月17日)- 高橋泥舟、幕臣・幕末の三舟の一人(+ 1903年)
1835/3/17(天保6年2月19日)- 有栖川宮熾仁親王、日本の皇族(+ 1895年)
1835/3/23(天保6年2月25日)- 松方正義、第4・6代内閣総理大臣(+ 1924年)
1835/5/31(天保6年5月5日)- 土方歳三、新選組副長(+ 1869年)
1835/11/25 – アンドリュー・カーネギー、実業家(+ 1919年)
1835/11/30 – マーク・トウェイン、作家(+ 1910年)
1836/1/3(天保6年11月15日)- 坂本龍馬、海援隊隊長(+ 1867年)
1836/1/16(天保6年11月28日 )- 井上馨、政治家(+ 1915年)
1836/2/5(天保6年12月19日)- 天璋院、徳川家定正室(+ 1883年)
1836/2/15(天保6年12月29日)- 松平容保、会津藩主(+ 1893年)
1836/7/23(天保7年6月10日)- 山岡鉄舟、幕臣・幕末の三舟の一人(+ 1888年)
1836/10/5(天保7年8月25日 )- 榎本武揚、政治家(+ 1908年)
1837/1/22(天保7年12月16日)- 出口なお、大本開祖(+ 1918年)
1837/3/13(天保8年2月7日)- 三条実美、公卿・明治維新の元勲(+ 1891年)
1837/4/17 – ジョン・P・モルガン、投資家・モルガン財閥創業者(+ 1913年)
1837/5/21(天保8年4月17日)- 板垣退助、自由民権運動指導者・内務大臣(+ 1919年)1837/8/17(天保8年7月17日)- 鈴木岩治郎、実業家・鈴木商店創業者(+ 1894年)
1837/9/8(天保8年8月9日)- 早矢仕有的、実業家・丸善創業者(+ 1901年)
1837/10/23(天保8年9月24日)- 大倉喜八郎、実業家・大倉財閥創業者(+ 1928年)
1837/10/28(天保8年9月29日)- 徳川慶喜、江戸幕府第15代征夷大将軍(+ 1913年)
1838/3/11(天保9年2月16日)- 大隈重信、第8・17代内閣総理大臣・東京専門学校(現、早稲田大学)創立者(+ 1922年)
1838/6/14(天保9年閏4月22日)- 山県有朋、第3・9代内閣総理大臣(+ 1922年)
1839/1/19 – ポール・セザンヌ 、画家(+ 1906年)
1839/7/8 – ジョン・D・ロックフェラー、実業家(+ 1937年)
1840/316(天保11年2月13日)- 渋沢栄一、実業家(+ 1931年)

と、まあ錚々たる人達がこの10年間に生まれています。
人の魂は一人では成り立たぬもの。助け合い、援助し合い、
競争しあい、ひいては殺しあうことで向上を促す本能がある。
そんな時代になることを知って、この魂たちは生れてきたんです。
現代に活躍している人も当然、いま、活躍する場所を知って
生まれてきている。汝自身を知ることは究極の生まれた目的
なんです。

「誰と、どこで、何をするか」の合言葉は自分自身を知る
一番の近道なんですね(^^)v