今日は12月21日。
本日は冬至。
古来、この日には来年の一年を見通す儀式を行ってきました。
昔は今日が新年だったこともあります。
今年は壱の年。これからの12年の始まり。
今年がどうなるかで、来年はそれに輪を掛ける。
結果、地震、雷、火事、崩壊、全てが起こりました。
今回の周期のピークは2012年の冬至の日。
その日に向かって今年の答えは昇華する。
出た卦は「離為火(りいか)の四爻」
離為火とは、易経六十四卦の一つ。
易経とは今の時を紐解く知恵。
「火」が二つ重なって、炎となり、燃え上がっている様を表しま
す。それも四段階目ということで、真っ赤に燃え上がって炎上
している。火は何もないところでは燃えません。燃える種が
あるのです。どこで誰と何をするか。その種が燃え尽きない
くらいのものだったら大丈夫。いまは、ゴーゴーと音を立てて
燃え盛っている様で、いまいくら水をかけても沈静化する時
期ではない。燃やし尽くす気持ちを持つこと。
まだ、燃え尽きる時期でもない。逆に端緒につく時期でもない。
真っ盛りと言う状況。諦めたら終わり。どんどん燃やし尽くすこと。
人、物、金、情報、全ての局面において、そんな状況があち
こちで起こるでしょう。
その結果、この意は変化を表します。今に留まることなかれ。
燃え尽きるのはもう少し先。今の変化を受け容れよ、ということ。
このような時には、その状況に飛び込む勇気を持てということ。
何事が起ころうと、慌てふためいてオロオロしてはいけません。
いま、目の前で起こっていることを受け入れて、踏ん張って次に
どうするかを考えることです。
捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。一歩踏み出すこと。行動すること。
また、火にはもう一つに意味があります。
「燦燦と輝く太陽」
降り注ぐ光の中、真っ青な青空の下、何事も上を向いて、前に
向かって対処すれば大丈夫。
どんな状態であろうとも、朝日が昇らぬ夜はありません(^^)