離為火(りいか)の四爻

2008/12/21 19:54:46

テーマ:ブログ

今日は12月21日。

本日は冬至。

古来、この日には来年の一年を見通す儀式を行ってきました。

昔は今日が新年だったこともあります。

今年は壱の年。これからの12年の始まり。

今年がどうなるかで、来年はそれに輪を掛ける。

結果、地震、雷、火事、崩壊、全てが起こりました。

今回の周期のピークは2012年の冬至の日。

その日に向かって今年の答えは昇華する。

出た卦は「離為火(りいか)の四爻」

離為火とは、易経六十四卦の一つ。

易経とは今の時を紐解く知恵。

「火」が二つ重なって、炎となり、燃え上がっている様を表しま

す。それも四段階目ということで、真っ赤に燃え上がって炎上

している。火は何もないところでは燃えません。燃える種が

あるのです。どこで誰と何をするか。その種が燃え尽きない

くらいのものだったら大丈夫。いまは、ゴーゴーと音を立てて

燃え盛っている様で、いまいくら水をかけても沈静化する時

期ではない。燃やし尽くす気持ちを持つこと。

まだ、燃え尽きる時期でもない。逆に端緒につく時期でもない。

真っ盛りと言う状況。諦めたら終わり。どんどん燃やし尽くすこと。

人、物、金、情報、全ての局面において、そんな状況があち

こちで起こるでしょう。

その結果、この意は変化を表します。今に留まることなかれ。

燃え尽きるのはもう少し先。今の変化を受け容れよ、ということ。

このような時には、その状況に飛び込む勇気を持てということ。

何事が起ころうと、慌てふためいてオロオロしてはいけません。

いま、目の前で起こっていることを受け入れて、踏ん張って次に

どうするかを考えることです。

捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。一歩踏み出すこと。行動すること。

また、火にはもう一つに意味があります。

「燦燦と輝く太陽」

降り注ぐ光の中、真っ青な青空の下、何事も上を向いて、前に

向かって対処すれば大丈夫。

どんな状態であろうとも、朝日が昇らぬ夜はありません(^^)