見渡す限り実りきった麦畑でコンベアーが一斉に刈り取りをしている。
その刈り取った麦穂を効率よく四角い形に固めてトラックに載せると空中にあるトラックの荷役場に坂を登って降ろしにいく。
空中では飛行機が待機していて、そのままその穀物を積み込んで飛んでいく。
この一連の流れをひとつの商社がまかなっていて、地上ではその人たちの作業場所が展開していた。
私はたまたまそこに立ち寄り車に乗っていると私の世話をする人たちが集まってきた。
彼女たちは口々にまた会えたねと言い合い、我々は何度もこうして生まれ変わっているんだと教えてくれた。
夢から覚め、目が開いている状態でも彼女たちは回りにいて問答は続き、私の質問に明確に答えた。
時計を見ると朝の3時半だった。
私はまたウトウトとすると先ほどの画面に戻り、その会社の迎賓館でくつろいでいた。
その壁は見事な緑色の大理石でたくさんの部屋に男女が寝泊りをしていた。