孫子の兵法【臨機応変】

2011/02/11 16:15:16

テーマ:孫子の兵法

臨機応変とは字の如く、姿を変え、形を変え、その状況に合うように

合わせていく事

「アメーバ」のように(^^)v

その前提は実力と経験です

机上論ではコケます

いくら勉強して頭に理論を叩き込んでも、実際に行動して経験してないと

判断を誤る

判断とは、成功するためのものではなく、今を越えるノウハウです

結果は後からついてくる

したがって、諦めない限り失敗はありません

人生は敗者復活戦が前提

成功することが幸せかというととんでもない

成功者の失敗は枚挙に暇がありません

数年前には日本TOPの企業が、今は見ることもなくなっているなんてことは

日常茶飯事

それこそが栄枯盛衰

水は高いところから低いところに流れる

逆流させるというのはとてもエネルギーが必要

自然体になる

そのためには臨機応変が前提

変化こそが普遍の法則です

孫子の兵法【虚実篇】には以下のとおりに書いてます

夫兵形象水
水之形、避高而趨下
兵之形、避實而撃虚
水因地而制流
兵因敵而制勝
故兵無常勢
水無常形
能因敵變化而取勝者、謂之神
故五行無常勝
四時無常位
日有短長
月有死生

それ兵の形(かたち)は水に象(かたど)る
水の形(かたち)は高きを避(さ)けて下(ひく)きに趨(おもむ)く
兵の形(かたち)は実(じつ)を避(さ)けて虚(きょ)を撃(う)つ
水は地に因(よ)りて流れを制し、兵は敵に因りて勝(か)ちを制す
ゆえに兵に常勢(じょうせい)なく
水に常形(じょうけい)なし
よく敵に因(よ)りて変化して勝(しょう)を取る者、これを神(しん)と謂う
ゆえに五行(ごぎょう)に常勝(じょうしょう)なく
四時(しじ)に常位(じょうい)なく
日に短長(たんちょう)あり
月に死生(しせい)あり