臨死体験

2014/05/12 9:52:40

テーマ:満月斎実施記録

私が体験したわけではありませんが、大変考えさせられるお話がありました。

40代の女性。
年末から時々意識が朦朧となり耳がきこえなくなったりして、とうとう1月初めには朝起き上がれなくなり、体も動かなくなってしまった。
身内の方が心配して来てくれたがその時にはもう瞳孔が開いて動けない状況だったといいます。
すぐに救急車で病院に行くとそのまま集中治療室に運ばれ、頭を切開。
前頭葉の毛細血管から沁みだした血液が塊りとなっていて、あと少し遅れたら命はなかった状態。脳内出血した血塊を取り除く手術から4日間意識をなくされていたそうです。
その後の彼女の意識に強烈な変化が訪れていました。
以前はとても責任感が強く負けず嫌いで、なんでも責任をもってバリバリと仕事をこなしていました。
それが術後全く意欲がなくなってしまったといいます。
やる気が出ずにこの2ヶ月間、私はどうしてしまったんだろうと悩んでいましたと。脳の手術が原因でなにかの後遺症が残ってしまったのかと。医師の話しでは、いまのところ順調で異常なしと言われたそうです。
実はこの現象、臨死体験をされた方の特徴です。
臨死体験とは、死ぬか生きるかの瀬戸際で魂が肉体から抜け出て本来の自分の姿を思い出してしまい、それまでの意欲や執着が全くなくなってしまう状態。
なぜなら、魂の世界では努力する必要はなく、光あふれる世界でフワフワと安らいでいる状態。その状態が本質であることを思い出してしまうと人間界では一見浮抜けてしまったように見える。
でもこれがメッセージで、実は彼女は本質の記憶を思い出した状態で生まれ変わってきたということになります。
生かされていることを実感できている。
今は新たに生まれた3か月の赤ちゃんのようなもの。
今後、自然と行くべき道が見つかります。
それを楽しみにしていきましょう、と、お話ししました。