太極

2008/12/26 19:01:46

テーマ:神様のサイン・運気アップ

最近、易や太極についての質問が多く、シンクロ状態になっ
ていると思いますのでその話題を少々。

易とは古代中国から連綿と受け継がれてきた易経という書
に書かれている易学、すなわち学問です。

原文は
易有太極、是生兩儀、兩儀生四象、四象生八卦
という感じ。

シンプルに説明しますと、今の時の状態を説明するものです。
今、自分はどんな状態にいるのか、これから先、どんな状態に
なっていくのかを見極めるためのもの。

その前提は、身に起こる事は全て必要必然。
ですから、易を立てるときも答えがどうであれ1度だけ。
明智光秀は占う結果を気に食わないと何度もやり直したとか。
その結果は知るとおり。

自分の思うように結果を導こうとすることこそ傲慢の極み。
素直に直感から来るインスピレーションを信じること。
その場では受容れられないことでも、いづれ必ず理解できる
ものなのです。

なぜ、今の時の状態が説明できるのかというと、人間が本来
持つ能力のうち、ようやく科学的証明がされてきた第6感、イン
スピレーション、潜在意識に共鳴することで答えを導くからなの
です。

この説明を科学的にした最初の人物がスイスの心理学者
K.ユングであり、シンクロニシティという言葉は彼の造語です。

易の64卦は2進法からなっています。私が生きるコンピュー
ターの世界も2進法。昔それを知った時には驚きました。

言葉にも意味があるものだと確信したのです。

その易の本義は「変化」です。これは仏教用語の「無常」と同じ。
易経では「変易」と言っています。

その意味を表したのがこの太極図。

Eki3

常に変化してやまない様を表したもので、黒点すなわち陰極
まりて陽になり、白点すなわち陽極まりて陰になる。

この地球上では、不変のものなどないということですね。

栄枯盛衰、生老病死。すべて、地球に生まれた定め。

その時間の中で、いま、どういう時なのかを見極めようとす
るのが、易経、易学なのです。

今年の漢字が「変」だそうですが、まさに壱の年にピッタリの
言葉ですね。

来年は弐の年。

今年以上の激変になります。

その時代を誰とどこで何をするか。誰と一緒に生きるか。

見つけられている人は大丈夫。

安心して前に進むことです。

因みに答えはあと4年後に出ます。
2012年の冬至の日が、答えの発表の日になります。

今回のサイクルの極みがその日ということです。