快楽

2008/12/06 19:29:29

テーマ:思うこと

ちょっと先ほどの話に付随して「快楽」について

巷では「快楽」というと、ツイツイいかがわしい方向へ

行きやすいのですが、本来人間にとって「快楽」とは「ご褒美」

のこと。ヒトは脳内分泌物質のドーパミンがでることで快感を

感じます。その量は、その結果としての快感を感じる寸前まで

いかに努力してきたかによります。

現代はストレスは悪と考えられていますが、適度なストレスは

大変大切なこと。ノホホンと日々を暮らしている人ほど「刺激が

ない」「感動がない」というのは、その快感を手にするための

行動やストレスを経験していないから。

適度なストレスと緊張感を持ったうえでその状態を乗り切った

時に快感物質であるドーパミンが大量に放出され、自己認識

や自信を高め、自己充実を感じることができるのです。

なるほどと思ったのは、考えていたり挑戦するだけではダメで

結果を出すまでやりとおすことで快感は最高潮に達するという

こと。頑張った結果をほめられることで脳が強化されて、考え

方や行動が変わっていくということ。

途中で諦めてはだめだということですね。

古くは仏陀の時代から中村天風氏や安岡正篤先生が唱えたり

体感や経験では感じていたこの原理を、茂木先生はわかりや

すく説明しています。

「脳を活かす」シリーズ。是非ご一読を(^_-)-☆