【地域戦略】
●地域戦略を考える場合、その地域を性質で捉え、行政区で区切ってはならない。
●城下町と宿場町、地場産業と工業地域、観光地と消費地には顧客層に違いがある。
・城下町には内者が多く、外からは入りにくいがその分確率戦にはなりにくい。局地戦で責められるので弱者の企業でも充分対抗できる。
●地域戦略を考える場合、まず局地戦ができるところから、中心都市は広域戦法に変わること。
・東北においては山形で成功を収め、秋田、青森と進み、最後に広域型の仙台に入ること。それまでにその各地域で占有率40%のナンバーワンを取ることができれば上出来。
●地域戦略
強者=オープンテリトリー。同一地区複数代理店。
弱者=地域細分化し、強者の死角を一極集中。
●強者と重なるテリトリーは避ける。自社にとって有利である地域探し。
●強者のセールスの死角を突く。県境、川べり、行き止まり、各駅停車駅。
●確率戦法における告知量は局地戦とは比較にならない。戦力の小出しは無駄になる。一気にやること。
以上