最近はあまり聞かなくなりましたが、昔は社長の機嫌が社内の雰囲気を
決める大きな要素という会社が随分ありました
今でもそんな会社がある?
そんな会社はさっさと辞めたほうがいい
ご自分の身のためになりません
何のために仕事をするのかを考えること
現代の日本においては、会社のため、TOPのために滅私奉公する時代ではない
自己実現こそが成長の糧
自己充実感、自己充足感を日々持てること
これは家庭にも言えることですが
我慢は禁物
臥薪嘗胆の時代ではないのです
TOPがその周りにイエスマンしかおかない会社は
3年持ちません
消滅します
パートナーが自己中心的で相手のことを考えてくれない場合
いずれ破綻します
なぜなら、現在の日本は急速に和の世界に突入始めているからです
お互いの長所を認め、長所を伸ばし、長所で生きる
それこそがこの日本に生まれて、生きがいを持って生きるコツ
その理解がないTOPがいる会社や、パートナーシップはもはや存続が難しくなります
孫子の兵法【火攻篇】には以下のようにあります
非利不動
非得不用
非危不戰
主不可以怒而興師
將不可以慍而致戰
合於利而動
不合於利而止
怒可以復喜
慍可以復悦
亡國不可以復存
死者不可以復生
故明君愼之
良將警之
此安國全軍之道也
利にあらざれば動かず(利益がなければ軍を動かさず)
得るにあらざれば用いず(得るものがなければ軍を用いず)
危うきにあらざれば戦わず(危機になっていなければ戦わず)
主は怒りをもって師(軍)を興(おこ)すべからず
将は慍(いきどお)りをもって戦いを致すべからず
利に合(がっ)して動き(有利であれば行動し)
利に合(がっ)せずして止(や)む(不利であれば撤退する)
怒りはもってまた喜ぶべく(怒りもいずれは喜びに変わり)
慍(いきどお)りはもってまた悦(よろこ)ぶべきも(憤りも楽しみに変わることが出来るが)
亡国はもってまた存すべからず(国がなくなってしまったら再び興す事はできず)
死者はもってまた生くべからず(死んでしまったら生き返れない)
ゆえに明君はこれを慎み
良将はこれを警(いまし)む
これ国を安んじ軍を全(まっと)うする道なり
以上