【情報とは】
●情報とは意思決定の判断材料。大切なことは意思決定であり、情報の過多ではない。
●情報を理解するには、語彙としての情報を図解して一目瞭然にすること
●勝つための戦術を考え行動するためには、精神主義と決別した科学的判断のための情報が必要。
・すべてを数値化すること。
●情報は事実と意見に分けること。
●情報には知識としてのインフォメーションと、加工処理された知性、知恵であるインテリジェンスがある。
●新聞、テレビ、雑誌等、マスコミからの情報は単なるインフォメーション。これらをいかに加工処理するか。情報の振り分け、選択、解釈、分析、個別化。
●情報収集には地域情報と販売情報がある。
・定量的情報=人口(年齢別、性別、職業別等)、世帯数、所得、商店数、事業所数。
・定性的情報=気候、風土、地形、県民性、商習慣。
・3大指標=人口、所得、商業販売額。
・販売調査=全顧客数、総需要シェア。
●競合他社の実態調査についての調査項目
・店舗数
・販売員数
・立地
・売上額
・利益額
・告知法
・得意商品
・人事
●情報は自分の足で収集すること
①情報収集と顧客管理
②得意先の関係強化
③ライバルに対する優位性の保持
●情報過多の時代において役にたつ情報とそうでない物の選別眼が必要。
①現場で自分が強者か弱者かの判断を数値で見る。
②自分が弱者としたらどうしたら勝てるか、実際に勝てる戦いの場を想定する。
③自分が勝てるかどうか、客観的かつ論理的に判断する。
●ナンバーワン企業の強みは情報の多さ。その情報をどれだけ有効活用できるか。
・情報というデータを見て、こうしようという意思決定につながったときに初めて情報の価値が出る。行動につながる情報の量と質。
・データは分析し、細分化すること。
●ポートフォリオ発想=現在自社が持っている商品や顧客を、最も重要なものから全くそうでないものまでを一列に並べること
→売上累計額、頻度、単価で順位を見る
→その上で、市場の成長性、商品のライフサイクル、利益性、市場占有率の指標、を基準にする
→重要度の高い、力を入れていくべきものとそうでないものを分けること
以上